平成26年10月度
 

(A)10月度の月例会:


10月度の月例会の勉強会風景

平成26年09月30日(火)の13時より開かれた例会で次のような話し合いが行われました。

(B)勉強会:

(1)今日の勉強  DAY-COUNTER-EXの導入の問題点

 1-1. サーバー 内に複数の疑似サブ・ドメインを構築し、それぞれのサブ・ドメインにアクセス・カウンターを設置するには。
それぞれのサブ・ドメインにcgi-binフォルダーを作成し、その中にそれぞれDAY-COUNTER-EXのセットを設置することが必要です。何故ならば、アクセス・カウント情報はそれぞれのセットのdataフォルダーの中に保持されなければならないので、共用は出来ないからです。cgi-binフォルダーは一頃CGI設置する場合に、サーバーに必須条件とされたことがあり、現在はその名残として慣例となっているにすぎません。サーバーによってはCGI設置の場所が決められている場合があるが、ロリポップ・サーバーではドメインの中なら何処に設置してもよしとされている。

 1-2. cgi-binの複数サ・ドメインの共有。
共有は出来るが、その中に別々のフォルダー名でDAY-COUNTER-EXのセットを保持させなければなりません。前項で述べたようにサブ・ドメインごとにアクセス・カウントのデーターを保持しなければならないからです。この場合は、アクセス・カウンターへのパス指定にはより細心の注意が必要です。

 1-3. 導入に失敗した場合の処置。
導入の過程でCGIコードが破壊されたか変形されて生成されている事が考えられます。従って、その場合は、新しいセットのコードで置き換えて、導入を最初から始める必要があります。再度KentWebサイトからダウンロードすることもよいでしょうが、最初ダウンロードしたセットをデスクトップ等に一時保管しておいてそれを利用する方が賢明でしょう。

 1-4. アクセス・カウントの集計表作成。
サブ・ドメインのトップ頁の目だたない場所に、目立たないボタンを作成し、『list.cgi』へのLinkを張ればよい。
Linkは『list.cgi』のURLパスでも相対パスでも良い。前者のメリットはサーバーのアップロードする前にローカルで結果を確かめられることです。後者のメリットはパスを生成するのにHPBの『挿入』 → 『リンク』の機能を使って間違いなくパスを生成出来ることです。

 1-5. 既成生のアクセス・データの修正。
FTPの右側画面の『data』フォルダーの中の『*.dat』ファイルを左側にダウンロードして、Local側で修正し、再度右側にアップロードすれよい。修正する場合は、信頼あるText-Editorを使うべきです。
例えば、累計カウントを修正するには、。『data』フォルダーの中の『dayx.dat』の2項目を修正すればよい。ファイルのダウンロードする場合、ウィルスと見做されセキュリティー・チェックに掛る場合があるので、その場合は一時拡張子を『.txt』などと変更しておくと良い。勿論、修正しアップロードした後には、元の拡張子に戻しておかなければいけません。

 1-6. スマートフォンからのアクセスのカウント。
スマートフォンからのアクセスされた場合、アクセスされる度に2カウントが加算されるとの報告があった。筆者も自宅に帰って、スマートフォンで試してみましたら、確かに毎回2カウントが加算されていました。
『init.cgi』で $cf{ip_check} = 1 と指定して、連続カウントを防止した場合は、PCのグローバル IPアドレスから一日何回アクセスしても1カウントしかされないことになっています。同一のPCのグローバル IPアドレスにWIFIで接続されているPCやスマートフォンのIPアドレスはプライベートIPアドレスと言って、グローバルIPアドレスの中にあると看なされる。
スマートフォンが無線で独自でInternetに接続している場合、毎回のアクセスの度に新しいIPアドレスが割り振られるような現象です。毎回2カウントというのは、接続した場合と、実際にサイトを読む場合と2度アクセスしている所為ではないかと思われるが、定かな理由は今のところ不明です。Internetでこの件のことを調べてみましたが、今の所これに関する解説記事は見当たりません。


(C)次回の例会とその討議テーマ

日時:  平成26年11月28日(金)13:00~16:30 

場所:  千葉市市民文化センター9階の千葉市民活力創造プラザの小会議室

テ―マ: CGIの導入ーアクセス・カウンター(DAY COUNTER-EX)の完成と掲示板(Light-Board)の

      導入作業開始。