平成22年01月度



平成22年01月例会

日時:  平成22年01月22日(金)  午後1:00~4:00
場所:  京葉銀行文化プラザ内ボランティア・カフェ会議室
参加者: Asさん、Hrさん、Nhさん、Stさん、及びSrさんの5名
議題:  今後の例会の予定と恒例の勉強会

(1)打ち合わせ事項

 この会への参加希望の方が出たことが報告され、皆さんから大歓迎の意思表示がありました。
残念ながら、この方Myさんは時間的に平日の昼間には例会に出席できないということで、当分の間は時間が許す折に個別的に会の活動に参加して頂くことになりました。

 2月例会の予定は第4金曜日の2月26日でしたが、生憎この日の会議室の予約が取れませんでしたので、2月度に限り第4土曜日の午後1時からと決まりました。 出席者一同から、土曜日の午後の例会でしたら、新規加入のMyさんも出席出来るのではないかとの期待感が出されました。

 3月は第4金曜日の予約が取れました。今後は出来るだけ早めに第4金曜日の予約を押さえるようにします。

 この会のウェブ・サイトの「関連リンク」の頁に先月加入されたAsさんのホームページへのリンクを張ることに関してご本人の了解が得られましたので、早速リンクを張ることになりました。まだご自分のホームページを作成していない方は出来るだけ早い時期にリンクが張れるように努力されることが期待されます。



    勉強会が終わったひと時の写真、残念ながら既に帰宅した方は写っていません

(2) 今月の勉強会 

テーマ: JavaScriptの入門

(A)これまで勉強したJavaScriptの復習

  (1) Internetから無料のJavaScriptコードをダウンロードして利用する場合
      
      多くの場合、Headの中に挿入するFunction(関数)として提供される場合が多いので、
        
        * このFunctionの書かれ方と
        * Bodyの中でこのFunctionへリンクの仕方

      を勉強する必要があります。

  (2) Headの中のFunctionとしてのJavaScriptの書かれ方とそのFunctionへリンクの仕方

      (a) HTMLのリンクを利用してHeadの中に規定してあるFunction(関数)にリンクする。

         例: Headの中 
            
              <script language="JavaScript">
                 <!--  function="Greeting()"
                    { window.alert("HP同好会の皆さん 今日は"); // 挨拶文  }
                 //-->
              </script>

            Bodyの中 

              <a href="JavaScript: Greeting()">ここをクリック</a>

            この例では、Bodyの中の「ここをクリック」というハイパー・リンクをクリックすると、

            “HP同好会の皆さん 今日は”というメッセージが表示される。

      (b) HTMLのimageタグを利用してHeadの中に規定してあるFunctionにリンクする。
 
         例: <img src="image.jpg"onclick="JavaScript: someFunction() ">

            Headの中  

             <script language="JavaScript">
                 <!--  function imgSize(obj,w,h)
                   { obj.width=w;    obj.height=h; }
                 //--></script>

            Bodyの中 

             <img src="photo01" onMousemove="imgSize(this,300,200)"_
              Mouseout="imgSize(this,150,100)">

           この例では、Bodyの中の"photo01"という画像にマウスを乗せると、画像が大きくなり、
           マウスをその画像から外すと、、画像が小さくなります。

  (3)JavaScriptを無料でダウンロード出来るサイトの例
     
     Internetには数多くのそのようなウェブ・サイトがあります。
     その中のほんの1例を挙げますと:
        +1JavaScript     : http://plusone.jpn.org/javascript/
        eWeb JavaScript Sample: http://javascript.eweb-design.com/#link

     それらのサイトではJavaScriptのコードを実際に試してみることが出来るようになっていますので、
     色々試してみて、ご自分の欲しいものをダウンロードして下さい。

  (4)JavaScriptの文法の復習

     □ Object(物)を中心としてそのMethod(操作)とProperty(属性)を規定することによってプログラムを
        構成する。 → Object指向のProgramming

     □ Object: a. ビルトインObject = 予め規定されているもの 例;window, document, array, function 等
             b. 一般のObject = ユーザー自身で宣言しなければなりません。

     □ Method: Objectへの操作命令で、次のように書きます:

              オブジェクト名.メソッド名(パラメータ)

     □ Property: Objectの情報を参照したり設定し、次のように書きます:

              オブジェクト名.プロパティ名     (注)Property名の後に()を書きません

     □ 変数: 数値や文字列、真偽値、オブジェクトなどを代入して、計算や表示、オブジェクトの指定などを
            行う器のようなもの。    例: n=10; // nに10を代入

     □ 配列(Array): 「Array」オブジェクトを使い、一つのオブジェクトで複数の変数を包含し表現できる
                  大変便利なものです。

     □ イベントとイベント・ハンドラー:

        JavaScriptの対話的操作がイベントで、そのイベントを起こす為のタグがイベント・ハンドラーです。

          例: <img src="picture.gif" onClick="alert('画像がクリックされました')">
               画像をクリックした時にアラート表示させる

             <div onMouseover="alert('文字とマウスカーソルが重なりました')">文字</div>
               テキストにマウスを重ねた時にアラート表示させる

             <img src="picture.gif" onClick="JavaScript: showTime() "name="image_object_name">
               画像をクリックした時に、何かの動作(例として現時間を表示)をさせる関数を実行させる

             <a href="JavaScript: showTime()">現時間を表示する</a>
               イベント・ハンドラーの代わりに<a>・・</a>を使ってHeadの部分の関数を呼び出すことも
               出来る

  (5) JavaScriptのサンプルJavaScript入門01の検証

      Test.SiteのJavaScript入門01:画像image1.jpgとimage2.jpgの切換え 

       Headの中:

         <SCRIPT type="text/JavaScript">
           <!--
              pic=new Array("image1.jpg","image2.jpg");  //  pic という3つの画像が入った配列の設定
              num =1;                        // numというObjectに1を入れて設定
              function Switch() {                 // Switch という関数を設定
                  document.varIMG.src=pic[num];     // 頁上のvarIMG.というObjectにnum番目の画像を入れる
                   if (num==1) {num=0;}           //若しnumが1なら、numを0に変える
                      else { num=1; }            //若しそうでなければ、numを1に変える
              }
           //-->
        </SCRIPT>

      Bodyの中:
         <P><A href="JavaScript:Switch()"><img src="image1.jpg" name="varIMG"></A></P>
               // 最初に表示されているimage1.jpgという画像をクリックすると、Switch()という関数を実行する


(B)JavaScriptのサンプルJavaScript入門01の変更

   切り替える画像をimage1.jpg、image2.jpg、image3.jpgの3個にした場合のFunctionはどうなるか?

    解答
      Headの中のScriptコードを以下のように変更する

        <SCRIPT type="text/JavaScript">
            <!--
               pic=new Array("image1.jpg","image2.jpg","image3.jpg");  // 配列に"image3.jpgを加える
               num =1;
               function Switch()
                  { document.varIMG.src=pic[num];
                     if (num==1) {num=2;}                  //若しnumが1なら、numを2に変える
                       else if (num==2) {num=0;}             //若しnumが2なら、numを0に変える 
                        else if (num==0) {num=1;}           //若しnumが02なら、numを1に変える
                  }
             //-->
        </SCRIPT>

(C) JavaScriptのサンプルJavaScript入門02の検証

   サイコロの目出しゲーム

   Headの中: 
    <script language="javascript">
      <!--
        sai=new Array("sai0.gif","sai1.gif","sai2.gif","sai3.gif","sai4.gif",_
                 "sai5.gif","sai6.gif");         // 7つのサイコロファイルを立体置場(配列)に置く
        function chg(){
          r=Math.random()*6;            //乱数関数を使って1から6の乱数を生成する
          rr=Math.floor(r)+1;             //切り捨てて+1する
          document.saikoro.src=sai[rr];      //1から6のサイコロをランダムに入れ替える
        }         
      //-->
    </script>

   Bodyの中:

    <table border=1 bgcolor=#eeeeee><tr>
     <td><A href="JavaScript:chg()"><img src="sai1.gif" name="saikoro" width=200 height=200 border=0></A>
     </td></tr></table>

        最初に設定してあるsai1.gi画像をクリックする毎に、chg()関数が実行されで、ランダムにサイノ目が変わる


(D) 来月からの勉強のテーマの予定

  平成22年2月: A.今月勉強しました「画像の切換え」と「サイコロの目」サンプルの復習
               
             B.「2フレーム ターゲット」のサンプル(Script03)導入の演習を行います。
               
             C.時間があれば「fldr_frames」の中にご自分が作りたい素材を用意しておいて下さい。
               メニュー頁4つとコンテンツ頁4つをHTMLで作成し、「fldr_frame」の中に保存して下さい。

  平成22年3月以降: ご希望を出して下さい。
             考えられるテーマとしては、「フォームのある頁」作成や「ウェブ・サイトのファイル管理」
             などがあります。