平成22年04月度



平成22年04月例会

日時:  平成22年04月23日(金)  午後1:00~4:00
場所:  京葉銀行文化プラザ内ボランティア・カフェ会議室
参加者: Hrさん、Nhさん、Stさん、Skさん、Asさん及びHsさんの6名
議題:  今後の勉強の仕方に就いての話し合いと恒例の勉強会

(1)打ち合わせと報告事項

 今後の勉強の仕方に就いて話し合いの結果;
 
  ☆ 今まで勉強した基礎をもう一度復習してみる必要がある
  ☆ テキスト・ブックに出ていないような実践的なノウハウを勉強する必要がある

 という意見が出ました。


    勉強中の和気あいあいの雰囲気

(2) 今月の勉強会 

テーマ: 見栄えのよいウェブ・ページの作り方

(A)表(Table)利用の仕方の復習

   見栄えのよいウェブ・ページ作成の最も基本的なことは、Tableを十分利用して、
   その中に入るコンテンツ(内容)を整然と配置(Layout)することです。
   その為には、Tableの作り方やその属性の変更の仕方をじっくり復習する必要があります。
     

    ☆ 表の挿入 
       新規の表を作成するには、残念なことにホームページ・ビルダーでは2ステップが必要です。
        a. メニュー「表」 → 「表の挿入」 → <表の縦x横を指定> → <左端に小さな表が出来る>
        b. <この小さな表を指定> → メニュー「編集」 → <表の属性で表のレイアウトを指定する>

    ☆ 表の属性編集
       表の属性の編集は当該表を指定してから:
        a. メニュー「編集」 → 「表の属性ダイログ」表示 → <属性編集(変更)>
        b. <画面右上隅にあるObject指定ボタンをクリック> → <Tableを選択> → 
           「表の属性ダイログ」表示 →  <属性編集(変更)>

       初級者は主として上の a. の方法を採るが、Objectの属性編集の一般的操作としては、
       上の  b. の方法をお勧めしたい。

    ☆ 表自体の配置とサイズ
       表をコンテンツ配置の手段として利用する場合は、表自身は「中央揃え」にするのが原則です。
       表のサイズは先ず表全体の横幅だけを指定する。
         ウェブ・サイトの読者がノートPCを持っていると想定すれば、700~900ピクセルが適当です。
       表の高さは、コンテンツによって自在に決まるので指定する必要はない。

    ☆ 表の各セルの中のコンテンツの配置
       
       Objectとして該当のセルを指定してから、<Object指定ボタンをクリック> → 
       <ObjectとしてTDの属性を選択> → 「セルの属性」 → <中央揃え、上揃え等を指定>

(B)段落の作成と段落毎の属性

    先ず、セルの中の段落(パラグラフ)を意識する必要があります。
    入力の際、ピンク色の囲みが現れますが、これがホームページ・ビルダーが認識する段落(パラグラフ)
    です。 段落の中で一旦、左揃えなどという属性を設定すると、その属性はその段落の中では一定で変
    えることが出来ません。

    属性を変えるには、段落を変えて新しい段落にしなければなりません。
    段落を変えるには、Shift+Enter で、新しいピンク色の囲み、即ち新しい段落を作らねばなりません。

    Enterキーを押す場合は、Shiftキーを同時に押すのと単にEnterキーを押すのとの違いを
    ハッキリ認識して下さい。

(C) <P> ~ </P> と その属性の利用


  上で述べた段落の作成は、時には巧く行かないことがしばしばあります。

  この段落を明確にブラウザーに指示するHTMLタグが<p>  ~ </p>です。

     <P>  はParagraph (段落)を意味します。

     <p align="center">  ~ </p> とすれば、この~の部分のコンテンツは中央揃えとなります。

        属性には: align="left"  や align="right"  等があります。
  

(D) <DIV> ~ </DIV> と その属性の利用

    <DIV> はDivision(範囲)を意味し、指定した特定範囲内だけの属性を設定できます。

    この<DIV>の利用法の一つは、同一のセル内では一般的に文章は「左揃え」にします。
    この文章の中に
写真を挿入しますと、写真も「左揃え」になります。
    然し、
写真だけは「中央揃え」にしたい場合は、ホームページ・ビルダーでは面倒を見てくれません。
    編集モードを「HTMLソース」モードにして;

       写真の前に; <DIV align="center">
       写真の後に; </DIV>

    を自分で挿入します。

    「ホームページ同好会の"test_site"」に示した例題の中にもこのケースを入れてありますので、
    よく確認下さい。

(E) Word等他のアプリケーションで作成された文書をコピーして利用する場合の注意

    WordやIEの文書をコピーしてホームページ・ビルダーの編集画面に貼り付けると、練習時間中に
    ご覧になったように、ホームページ・ビルダーが元の文書の書式を適当に解釈して、とんでもない書式
    のコードを生成します。 生成された余分な書式コードをHTMLソース編集モードで取り除く作業は大変
    面倒です。

    これを避けるためには、オリジナル文書をコピーした後、一旦「メモ帳」や「ワードパッド」に貼り付けて
    ピュア・テクストにしてから、ホームページ・ビルダーの編集画面に貼り付けると余分な書式コードは
    生成されません。

    ウェブ・ページの書式の設定はその上で、サイトの中で統一性がとれたものの設定すべきです。


(3) 「ホームページ同好会の"test_site"」の演習

    この例題は”たそがれ長兵衛”の土佐の国お遍路の平成22年4月7日(水)の冒頭の一部です。
    上で勉強した内容が応用できるように意図して選択されたものです。
    ご自宅でじっくり時間をかけて練習して下さい。