第二章 CGIの処理の流れ
2-1. CGI 処理の流れ図
CGI 処理の流れは次の図ようになります。
Web
ブラウザ
ー要求→
←結果-
Web
サーバ
-起動→
←結果-
CGI
プログラム
2-2. CGI 処理の流れは次のような順序で進みます
- ブラウザがWWWサーバーに要求する
ブラウザは特に「CGI を起動する」とは意識しません。
<a href="~"> や <img src="~"> や <form
action="~"> で記述されたアドレス(URL)を単にサーバーに渡すだけです。
- サーバーが CGI プログラムを起動する
サーバーは受け取った URL を見て、これが CGI プログラムかどうか判断し、CGI プログラムであるならこれを起動します。判断の基準は拡張子が
.cgi であるとかですが、サーバーの設定やプロバイダによって異なります。CGI をサポートしていないサーバーやプロバイダもあります。
- CGI プログラムは結果を返す
CGI プログラムは標準出力に実行の結果を書き出します。CGI プログラムの作り方次第で、複数のファイルを読み込んで連結したり、カウンター値を演算してその結果を返すことができます。
- CGI プログラムの結果をブラウザに返す
CGI プログラムが書き出した内容は、WWW サーバーを経由して、Web ブラウザに送信され、Web ブラウザはこれを表示します。