(3)ez-HTML起動前の準備作業

ez-HTML起動前の準備作業:

 一般的に、GoLiveやホームページ・ビルダーのような本格的なホームページ開発ソフトほ、それ自身でサイトのファイル管理機能を持っていますが、ez-HTMLはそのようなサイトの完全なファイル管理機能を備えていませんので、ウェブ・サイトの開発者はez-HTMLを立ち上げる前に予めサイトのファイル環境を以下の手順に従って準備しておかねばなりません。

(1)サイトが作成されるフォールダーの作成
  普通はマイ・ドキュメントの中に「test_web_site」のような新規のフォルダーを作成する。
  新規フォルダーの作成は、マイ・ドキュメントを開いた状態で、右クリック→新規→新規フォルダー
  の手順で作成したフォルダーに自分の好みの名前を付ける。この場合の例では「test_web_site」と
  名付ける。これから作成するウェブ・ページは全てこの「test_web_site」フォルダーの中に保存され
  なければなりません。従って、この「test_web_site」はこれから作成するウェブ・サイトの領域或いは
  小世界を意味します。

(2)サイトで使用する画像を保存しておくフォルダーをそのサイトのフォルダーの中に作成する。
  上の例では、「test_web_site」フォルダーを開いた状態で、上と同じ手順で普通「image」のような
  フォルダーを新規に作成する。「image」のimageは小文字の英字で入力して下さい。

(3)サイトで使用する画像を適切なサイズに直して「image」フォルダーの中に移動しておく。
  普通サイトの画面に1列で配置する画像は600X450ピクセル程度に、2列に配置するものは
  300X225ピクセル程度にPhotoShopElementsなどの画像処理ソフトで調整しておく。
  またファイル・タイプがBMPなどは圧縮されたJPGかGIFタイプに変換しておく。

(4)Wordで作成された資料はTXTタイプのファイルに変換して、サイトのフォルダーに保存する。
  Wordで作成されたファイルはDOCタイプのファイルなので、一旦ワード・パッドで読み込んでから、
  TXTタイプとして、上の例だと、「test_web_site」の中に保存する。

(5)ここで始めてez-HTMLを起動する。

(6)ez-HTMLの画面が表示されたら、左側のペイン(区画)にWindowsのファイル階層が表示
  されるので、上で作成して置いたサイトのフォルダー「test_web_site」が階層の最下位に来る
  ように調整して表示する。
  (下図の左側の区画参照)