Lesson2 ホームページ・ビルダーの基礎知識とトップ頁の作成

各項目の頭に○印のあるものはこのコース独自のものであり、◆ 印のあるものはテキスト・ブックからの引用した項目です。

2−1 ホームページ・ビルダーの概要 (テキストの第2章Step1)

ホームページ・ビルダーはウェブ・サイト作成用の総合的なパッケージで、これ一つで素材作りから、ウェブ頁の編集、それにネット上のウェブ・サーバーへのアップロードまで全てをカバーする大変お徳用な代物です。

ウェブ・サイトとウェブ・ページの作成
HTMLのソース・コード入力することなく、視覚的にHTMLファイルを作成出来るEditorです。

オリジナル素材の作成
「ウェブアートデザイナー」と「ウェブアニメータ」が同梱されていて、それぞれオリジナルなロゴやボタンの作成からアニメーションまで作成することが出来ます。機能の深さは別として、前者はAdobe社のPhotoshop Elementsに相当し、後者はMacromedia社のFlash MXに匹敵するものですから、これらを別々に購入したならば大変な値段になる筈です。

ウェブ・サイトの管理
ホームページ作成・管理にあたって非常に大切なことは、ウェブ・サイト内のファイルの作成、参照、管理の機能の良さです。

WWWサーバーへの転送
簡便なサーバーへの転送機能の他に、所謂FTPのプログラムも備わっています。

3種類の編集方法
「かんたん」、「スタンダード」、及び「エディターズ」という3種類の編集スタイルを備え持っています。

しかしこのコースでは、既にWordやExcelに慣れている受講生を念頭において、「スタンダード」編集方式に集中して講義を進めて行きます。初心者にこの非常に大きなパッケージに習熟してもらうためには、先ず基本機能の全容を出来るだけ短期間に学習してもらうことが大切だと考えるからです。

ホームページ・ビルダーのジレンマ(早くこのソフトの仕組みに出来るだけ早く慣れるために)

 このソフトウェア・パッケージは使用者の対象をWORDも使ったこともない超初心者から、WORD・EXCELは一応操作できる一般的なレベルの方、更にHTMLのソース・コードを操ってウェブ・サイトを作成できる上級者までも視野にいれて構成されています。

 このことはこのソフトウェアのマーケティングにはある程度成功しているように思われますが、上に述べた一般的なレベルの方にとっては不必要な機能や原理抜きの操作手順が可也多く含まれているため、このパッケージ全体の仕組みを一早く理解し、慣れるのを妨げている“キライ”が大いにあります。

 この小文はこのパッケージのこうしたジレンマを明らかにすることによって、早くこのソフトの仕組みに慣れるにはどうしたら良いかを説明するよう試みたものです。


(1)

三種類の編集スタイル(かんたん、スタンダード、エディターズ)

 通常この手のパッケージにはWORD・EXCELは一応操作できる一般的なレベルの人向きと、ソース・コードを駆使できるレベルの人向きの編集スタイルの、2種類が用意されているのが一般的です。しかし、このパッケジはそれに加えて「かんたん」スタイル或いは「どこでも配置」モードを用意し、パッケージの立上げの際やその他色々な局面で、この3つの編集スタイルから一つを選択するよう求めていますので、ことを少々複雑にし、判り難くしています。

 実際問題として、この「かんたん」或いは「どこでも配置」モードで作成されたウェブ・ページは修正が難しく、一般的に何処でも受け入れられるものではありません。従って、この3つの編集スタイルからどれかの選択を迫られた場合は皆さんは迷わず「スタンダード」或いは「標準」モードを選択するようにして下さい。

 序に述べますと、HTMLソース・コードを駆使できる上級者も「スタンダード」モードで入り、「HTMLソース」タブで編集画面を表示すれば、十分その作業が出来ます。

(2)

かんたんナビ(N)の使用

 このパッケージの編集画面を購入後、最初に表示した際には、画面の左側に「かんたんナビメニュー」と上側2段目に「かんたんナビバー」と称する一群の道具ボタンが表示されます。これは超初心向きの操作手順がよく理解できない方の為に用意されている親切ナビゲーション道具箱です。勿論、この道具箱は中級や上級者でも慣れれば大変便利に使うことが出来ます。しかし、この親切道具箱を中級者が始から安易に利用すると、ホームページ作成の仕組みや手順を理解しながら学んでいく過程を妨げる恐れがあります。

 画面上段の「メニュー」バアーの「表示」の「プルダウン・メニュー」の最上段の「かんたんナビ(N)」の項目をクリックして、この「かんたんナビメニュー」と「かんたんナビバー」を非表示にして、当分使用しないように試みましょう。


 

(3)

ツール・バーのツール・ボタンの使用 VS 応用力をつける勉強

 Windowsの機能でお馴染みのように、このソフトでも良く使うコマンドが色々なボタンとして登録されています。

FOM出版の手順によりますと、これらのツール・ボタンを使用する操作手順が多く紹介されています。しかしこのようなツール・ボタンは種類が多く一々覚えるのは大変です。それに、これらのボタンはソフトのバージョンが変わるとしばしばボタンも変更されます。

 従って、一旦覚えてしまったボタンの使用はいざ知らず、出来るだけ画面最上段の「メニュー・バー」にある「メニュー」を使って操作を覚えるようにした方が、ホームページ作成の仕組み(原理)を理解しながら操作を覚え るという点でお勧め出来ると思います。

 もう一点、最近のSystem開発手法の傾向であるObject Oriented Techniqueの基本を理解するとホームページ作成の原理がより理解され易いと思います。
Object Oriented Technique(オブジェクト指向技術)とは旧来のProcedureOrientedTechnique(手順指向技術)と異なり、Object(対象物、素子)を中心にその属性 (Property)と動作(Method、Action)を規定して行くSystem開発の手法です。

 具体的には、ウェブ頁を開発する場合、先ずウェブ頁に含まれるObject(Element即ち素子)である頁   (Body)、段落(Paragraph)、フォント等の属性(Property)を規定して行けば自ずとウェブ頁は作成されていくという考えです。更に、その各々に動き(例えばハイパーリンクやアドオン機能)を規定(挿入)することによって、そのウェブ頁がよりレベルの高いものなるということです。

 例えば、ウェブ・サイトのTop頁を新規に作成する折、まずその頁の属性を規定します。属性を規定するツール・ボタンは色々ありますが、「編集メニュー」→「ページの属性」と進むと、「ページのプロパティ」ダイアログが表示され、そのダイアログを 通してそのウェブ頁を規定できるのです。

 もう少し簡単な方法は、規定すべきObject、この場合Top頁を右クリックし、プルダウン・メニュー(ショートカット・メニューとも言う)の最下段の「属性の変更」を選択すれば、「ページのプロパティ」ダイアログがいとも簡単に表示されます。

 このように、ウェブ・サイトの中のすべてのObjectの属性を規定する場合にも、対象のObjectを右クリックすることによって、そのObjectに適った属性ダイアグラムが表示されるのです。

 このような、ホームページ作成技術の原理的説明に就いては、生涯学習センターの講義においても、FOM出版のテキスト・ブックでも余り触れられていません。

(4)

ウィザードの効用と弊害

 ウィザードとは英語で魔法遣いの意味で、ソフトウェアにはよく出てきます大変便利な機能です。何か難しい作業を達成する場合、このウィザードを使うと、ウィザードが発する一連の質問に答えていくと、自ずとこの難しい作業を完成出来るという代物です。

 前にも述べましたように、この「ホームページ・ビルダー11」にも至るところに使用されており、そのお陰でコンピュータの原理的なことが全然理解できない超初心者にも簡単なホームページなら何とか作成出来るようになっています。

 しかし、ウィザードが発する一連の質問に答えていく途中で、一箇所でも間違った解答・応答をすると最終結果は思いもよらないものになります。

 この典型的な例が「ウェブ・サイトとトップ・ページの新規作成」の一連の操作です。FOM出版のテキスト・ブックの45頁から50頁に亘る一連の操作です。

 この操作は簡単に言えば、「My Documents」の中に「kyoto」というフォルダーを作成し、その中に「index.html」という空のファイルと「image」という空のフォルダーを新規に作成するだけのことです。恐らく、皆さんはこんな簡単な操作はWindowsの右クリックによる新規作成機能でいとも簡単に達成できると思います。然しながら、現実は「ホームページ・ビルダー11」のウィザードを使って操作する途中、多くの人が道を踏み外して散々な目にあっているのです。

 この原因には2つが考えられます。第一の原因は、サイトを作成するという原理的な意味を完全に理解しないで、ただ単に講師の示す手順を追いかけることに気を奪われていることです。この意味で、講師のサイトに関する仕組みの説明が十分に成されなければならないでしょう。

 第二の原因は、この「ホームページ・ビルダー11」のウィザードが間違いを犯しやすいように作られていることだと思います。特に47頁辺りの「My Documents」の中に「kyoto」というフォルダーを作成する箇所や、「kyoto」というフォルダーの中に「image」というフォルダを作成する箇所で多くの皆さんが、前者では「My Documents」の指定を、後者では「kyoto」の指定を的確にしていで、新規フォルダー作成のステップに進んでしまったということに起因しています。この場合前者では「My Documents」を、後者では「kyoto」をダブルクリックすると、各々のフォルダとその上層のフォルダが皆大文字に変わります。このことによって「ホームページ・ビルダー11」がこの指定を確かに了承したと確認出来ます。但し、実際のフォルダ名は大文字には変わっていません。


2−2 ホームページ・ビルダーの起動 (テキストの第2章Step2)

ホームページ・ビルダーを起動する
「スタート」ボタン → 「すべてのプログラム」 → 「ホームページ・ビルダー10又は11」 →
「ホームページ・ビルダーへようこそ」のダイアログ表示 → 編集スタイル「スタンダード」選択 → OK

ファイルを開く
Windowsでお馴染みの「開く」ボタン → 「開くダイアログ」 → 「ファイルの場所」の →
「マイドキュメント」 → 「ホームページ・ビルダー11基礎」 → 「check.html」 → 「開く」ボタン

開くには「ウェブ・ページを開く」と「ウェブ・サイトを開く」の2通りがある。


2−3 ホームページ・ビルダーの画面 (テキストの第2章Step3)

ホームページ・ビルダーの画面


@:タイトル・バー、 A:ホームページ・ビルダーの最小化・最大化・閉じるボタン、
B:ウェブ・ページ・ウィンドウの最小化・最大化・閉じるボタン、C:コマンドのメニュー・バー
D:かんたんナビ・バー(ホームページ・ビルダー特有のツール・ボタンを用意)
E:ツール・バー(Windowsのツール・ボタンを用意)、
F:かんたんナビ・メニュー(大変便利なウィザードのボタンを用意、今回の基本コースでは余り使わない)
G:ページ編集領域(ウェブ・ページを表示して、ここで実際に編集する)
H:ビュー一覧窓(IからOのボタンで指示したものの一欄が表示される窓)
I:ページ一覧ビュー・ボタン(ボタンをクリックするとタグに変わり、Hに編集中のページ一覧を表示する)
J:素材ビュー・ボタン(ボタンをクリックするとタグに変わり、Hに画像や音声などの素材集を表示する)
K:フォルダ・ビュー・ボタン(ボタンをクリックするとタグに変わり、Hにウェブ・サイト内のファイルの
  階層構造を表示する)
L:サイト・ビュー・ボタン(ボタンをクリックするとタグに変わり、Hにウェブ・サイト内の構造やリンク関係を
  表示する)
M:属性ッビュー・ボタン(ここでは表示されていない)
N:タグ一覧ビュー・ボタン(ここでは表示されていない)
O:ヘルプ・ビュー・ボタン(ボタンをクリックするとタグに変わり、Hにヘルプのメニューを表示する)
P:境界(ここでは番号が表示されていないが、この境界ははドラッグして上下・左右に移動できる)
Q:ステータス・バー(現在の作業状況や処理手順が表示される)

ページ編集領域

ページ編集領域の上部にはなどのタブがあり、編集中のウェブ・ページの表示スタイルを切り替えることが出来ます。上のタブは「スタンダード」モードのものです。

「ページ編集」タブ:ワープロ感覚で文字を入力したり、画像を挿入することが出来ます。
           ここでの入力・挿入の後には、自動的にHTMLソース・コードが生成されます。

「HTMLソース」タブ:現在編集中のウェブ・ページのHTMLソース・コードが表示され、微妙な変更は
            ソース・コードで直接編集することが出来ます。

「ページ/ソース」タブ:現在編集中のウェブ・ページが上下2段に分かれて「ページ編集」の表示と
            「HTMLソース」の表示が同時になされる。 微妙な変更は「ページ編集」表示
            を見ながら、HTMLソース・コードで直接編集することが出来ます。

「プレビュー」タブ:編集中のウェブ・ページを、ブラウザーではどう表示されるか確認できます。
          この場合、ブラウザーは立ち上げる必要はありません。

画面表示の変更

(1)かんたんナビ・メニューの表示・非表示
  かんたんナビ・メニューにのように、「>>」のある箇所はメニュー・ボタンが
  隠されて、非表示になっていることを示します。その右側の縦棒を右にドラッグすると、隠れている
  メニュー・ボタンが表示されます。

  メニューの「表示」 → 「かんたんナビ」をクリックすることによって、「かんたんナビ・バー」の全体を
  表示にしたり非表示にしたり切り替えることが出来ます。

  メニューの「表示」 → 「ツールバー」 → 「初期値に戻す」を選択することによって、「ツールバー」
  の設定を色々変えた後、簡単に元の設定に戻すことが出来ます。

(2)編集境域の表示サイズはで変更することが出来ます。
   (+)を1回クリックする毎に10%拡大し、(−)を1回クリックする毎に10%縮小します。
   ()をクリックすると拡大・縮小をリセットして100%に戻します。

2−4 ホームページ・ビルダーの終了とファイルの保存

ファイルを閉じる

ウェブ・ページ・ウィンドウの()をクリックする。 この()は画面に2つある()のうち下の()です。
ウェブ・ページを編集して、保存しないで閉じると、保存確認のダイアログが出る。

サイトの外部から画像ファイル等を取り込んでウェブ・ページを編集した場合は、取り込んだファイルのサイト内保存も必要です。

ホームページ・ビルダーの終了

ホームページ・ビルダー・ウィンドウの()をクリックする。この()は画面に2つある()のうち上の()です。

2−5 コマンドの実行とヘルプ

コマンド

作業を進める為の指示或いは命令をコマンドといいます。
コマンドを実行する方法には次の4通りがあります。
(1)「メニュー・−バー」からコマンドを選ぶ
(2)「ツール・バーのボタン」をクリックする
(3)「ショートカット・メニュー」からコマンドを選ぶ
(4)ショートカット・キー

メニュー・−バー

メニュー・−バーには全てのコマンドが階層構造のメニューとなって登録されています。
メニュー・−バーの一つのメニューをクリックすると、「ドロップ・ダウン・メニュー」が表示されます。
「ドロップ・ダウン・メニュー」の各コマンドの:
                 左端にはそのコマンドに登録されているツール・ボタンが表示され、
                 その右にはコマンド名が表示され、
                 右端にはショートカット・キー、省略記号(.....)、()等が表示される。
                 省略記号(.....)はダイアログが表示されるコマンドを意味し、
                 ()印はサブ・メニューが表示されるコマンドを意味します。

ツール・バー

ツール・バーにはよく使われるコマンドがボタンとして登録されています。
ボタンをポイントすると、マウス・ポインターの近くにコマンド名が表示されますので、それで認識されます。

ショートカット・メニュー

任意の場所、例えば画像などを右クリックすると、ポイントされたものに関係する「ショートカット・メニュー」がプルダウンで表示されます。これは非常に便利なので、このコースで頻繁に利用されます。

ショートカット・キー

よく使うコマンドには「ショートカット・キー」が割り当てられています。
マウスを使わないで、キー操作で色々な作業をする人には便利です。

ヘルプ

判らない用語や機能の説明、操作の手順を確認するには、この「ヘルプ 」を利用するのが、このソフト習熟のコツです。ヘルプには、「ガイド・マップ」、「トピックスの検索」、「ホームページ」、「パーソナル・ソフトウェア・オンライン・サポート」があります。

2−6 ウェブ・サイトとトップ頁の作成 (テキストの第3章Step1〜Step9)

ホームページの作成手順

(1)ウェブ・サイトの作成
  ここで言うウェブ・サイトとはホームページ作成者のパソコンの中に作成される仮想ウェブ・サイトの
  ことで、ローカル・サイトとも呼ばれます。このローカル・サイトのお陰でサイトの中のページや画像など
  の素材が管理されるのです。
(2)トップ・ページの作成
  トップ・ページはウェブ・サイトの表紙にあたり、通常新規にウェブ・サイトを作成する時に、
  自動的に空白の「index.html」というファイルが作成されます。その後で、トップ・ページの編集をします。
(3)その他のウェブ・ページを作成しましす。
(4)リンクの設定
  ウェブ・サイト内のウェブ・ページの間のリンク(繋がり)を張ります。
(5)ローカル・ウェブ・サイトのウェブ・サーバーへの転送(アップロード)


サイトとトップ・ページの新規作成

(サイトのフォルダ=kyoto,  トップ・ページ名=index.html, 画像のフォルダ名=kyotoの中にimage)

(1)ホームページ・ビルダーを、(編集スタイルにスタンダードを選択して)、起動する。

(2)メニューの「サイト」 → 「サイトの新規作成」 → 「サイト新規作成ダイアログ」表示 → 
  サイト名に「京都物語」と入力 → 「次へ」ボタン → 「新規にトップ・ページを作成する」を選択
  → 「次へ」ボタン → 「トップ・ページのファイル名」で「index.html」を選択 →
  「トップ・ページの作成フォルダ指定」の「参照」ボタンをクリック → 「フォルダの選択ダイアログ」表示
  「My Documents」を選択 → 「新規ファルダ作成」ボタン → 「新規フォルダ作成ダイアログ」 →
  「kyoto」と入力 → OKボタン → 「フォルダ選択ダイアログ」表示 → 
  「kyoto」が選択されているのを確認 → OKボタン → 「サイト新規作成ダイアログ」表示 → 
  「トップ・ページ名」と「保存フォルダ場所」を確認 → 「詳細設定」ボタンをクリック →
  「サイト設定ダイアログ」表示 → 「フォルダ詳細設定」タブを選択 → 「トップフォルダの設定」が
  トップ・ページの作成先と同じフォルダになっているのを確認 → 「画像ファイル」の「参照」ボタン
  → 「フォルダの選択ダイアログ」表示 → 「フォルダ」が「kyoto」になっていることを確認 →
  「新規フォルダ作成ダイアログ」表示 → 「image」と入力 → OKボタン → 
  「フォルダの選択ダイアログ」表示 → 「フォルダ」が「image」になっていることを確認 → OKボタン
  「サイトの設定ダイアログ」に戻る → 「image」が「kyoto」の中にあることを確認 → OKボタン
  「サイト新規作成ダイアログ」に戻る → 「完了」ボタンをクリック → 
  「ページ作成方法選択ダイアログ」表示 → 「白紙ページ」選択 → 「白紙ページ作成ダイアログ」
  が表示 → 表示環境=「PCページ」、ページ種類=「通常ページ」、編集モード=「標準モード」
  を選択 → OKボタン → 「転送設定を今するか?」に「いいえ」 → 
  「kyotoというサイトと白紙のトップ・ページ」が作成された。

(3)正しくサイトとトップ・ページが作成されたことを確認
  * 画面左側の「ビュー一覧」の「サイト・ボタン」をクリックして、「リンク」タグを選択して、
    「ウェブ・サイト京都」とトップ・ページ「index.html」が作成されていることを確認
  * 画面左側の「ビュー一覧」の「フォルダ・ボタン」をクリックして、
     トップ・フォルダに「image」フォルダが作成されていることを確認。


トップ・ページの属性設定

タイトル(京都物語)、基本色(黄色カテゴリ、2行3列のセット)、言語(lang="ja")

(1)これから設定することを確認する
  テキスト・ブックの52頁で何をするか確認する。
(2)ページ編集領域に表示されている白紙の部分を右クリック → 「ショートカット・メニュー」プルダウン
  → 「属性の変更」を選択 → 「属性ダイアログ」が表示される → 「ページ タイトル」に
  「京都物語 トップ」と入力する → OKボタン → タイトル・バーに
  「ホームページ・ビルダーーindex.htmlー京都物語 トップ〈標準モード)」と入ったのを確認。
(3)上と同様にして、「属性ダイアログ」が表示し → 「背景/文字色」タブを選択 →
  「ギャラリー」ボタンをクリック → 左側で「黄色カレゴリー」、右側で「2行・3列のセット」を選択
  → 背景、文字リンク色が所期の色になっているのを確認 → 「更新」 → 「OK」ボタン
(4)言語指定
  「HTMLソース」タブをクリック → 「HTMLソース・コード」を表示 → 2行目の<HTML>を
  <HTML lan="ja">に変更する → 「ページ編集」モードに戻しておく。

トップ・ページの文字入力とプレビュー

フォーカス枠: 文字、表、画像などのウェブ・ページ内の各要素は「フォーカス枠」と称するピンクの枠の中に入力します。 この枠に囲まれた部分が謂わば段落(パラグラフ)で、コマンドはこの段落単位で実行されます。

改行と改段:改行は同じ「フォーカス枠」(段落)の中での改行で、「EnterKey」で行われます。
        改段は新しい段落を作ることで、「Shift+EnterKey」で行われます。

京都物語、What’New,味紀行、歳時記、都あるき を入力して下さい。

プレビュー:入力や編集が終わったら、ページ編集領域の上段にある「プレビュー」タブをクリックして、
       ブラウザーではどう表示されるか確認して見ましう。 
       この場合、ブラウザーを立ち上げる必要はありません。


文字の書式設定

文字の書式には:

☆見出し:ツール・バー下段の最左端に窓で、「フォーカス枠」全体を少々大きく太い字体を設定できる。
      見出し1が一番大きく2、3、・・・と小さくなる。指定する場合、範囲指定は不要で、
      フォーカス枠の何処かをポイントすればよい。

☆文字サイズ:拡大・縮小する文字の範囲を指定する必要あり。
         メニューの「書式」 → 「サイズ」 → プルダウン・メニューから選択する

:1ランク拡大 ツール・バーのボタンをクリックしても良い
:1ランク縮小 ツール・バーのボタンをクリックしても良い
:4ランク拡大
:3ランク拡大
:2ランク拡大
:1ランク拡大
:変更なし
:1ランク縮小
:2ランク縮小

☆書体:設定する文字の範囲を指定する必要あり。
        メニューの「書式」 → 「フォント」 → 「フォント・ダイアログ」表示 → 
        「書式一覧窓」から選択する。

☆文字の色:設定する文字の範囲を指定する必要あり。
        メニューの「書式」 → 「フォント」 → 「フォント・ダイアログ」表示 → 
        「色指定のカラー・パレット」色をクリックして選択する。

☆文字の装飾:設定する文字の範囲を指定する必要あり。
        メニューの「書式」 → 「文字飾り」 → 「文字飾りのメニュー」表示 → 
        「文字飾りの種類」をクリックして選択する。

京都物語のトップ・ページの書式設定:

見出し1(京都物語)、文字のサイズ(What’New)、書体(ご意見ご感想・・・ → MS明朝)、
文字色(ご意見ご感想・・・ → 青色)

配置の変更

段落内の一箇所ポイントして指定すると、ツール・バーにWordでもお馴染みの「左揃え」、「中央揃え」、「右揃え」のツール・ボタンが現れるので、所期のボタンをクリックする。

京都物語のトップ・ページの書式設定:

(What’New 以下を 中央揃え)


2−7 ウェブ・サイトとトップ頁の保存

   トップ・ページは最初にウェブ・サイトを作成し時に、「index.html」として保存されているので、
   メニューの「ファイル」 → 「上書き保存」 で上書き保存をする。

   トップ頁の編集が終わったら、ウェブ・サイトを閉じる前に、ブライザーで編集の出来具合を確認してみる。
   編集済みのトップ・ページを開いた侭の状態で、ツール・バーのInternet Explorerのボタンをクリックする
   とInternet Explorerが立ちあがって、Internet Explorerではどのように表示されるかが確認出来ます。

2−8 ウェブ・サイトとトップ頁を閉じる

  ウェブ・ページ・ウィンドウの「閉じる」の(X)をクリックすると、トップ・ページ(index.html)が閉じら
  れます。
  この状態ではまだウェブ・サイトは開いていますので、「ビジュアル・サイト・ビュー」が開かれた侭です。

  メニューの「サイト」 → 「サイトを閉じる」をクリックすると → 「ビジュアル・サイト・ビュー」が閉じ
  られ、ウェブ・サイトが閉じたことが確認出来ます。

  その上で、ホームページ・ビルダーの「閉じる」の(X)をクリックすると、ホームページ・ビルダーが閉じ
  られます。