第4章 画像・テキストの制御

4-1.マウスを重ねると画像が入れ替わる

マウスを重ねたり、離したりすると画像が入れ替わる処理をするにはEvent HamdlerのonMouseoverとonMouseoutを使います。

◇HTML  <img src="画像ファイル onMouseover="JavaScriptコード" name="画像の名前">    

◇JavaScriptコード   document.画像オブジェクト.プロパティ;

サンプル・プログラム


  <img src="card_back.gif" onMouseover="card.src='card_face.gif'"
                 onMouseout="card.src='card_back.gif'" name="card"/>
                 // 上のcardはimageオブジェクトの名前で、この場合自身を指すのでthisとしても良い。

上のサンプル・プログラムを実行すると、サンプル・プログラム04−01のようになります。

4-2.画像のサイズを変更する

画像のサイズを変更するには、「width」(横幅)と「height」(縦幅)プロパティを操作します。HTMLの場合は次のようになります。

変数の定義方法は次のように書きます。

☆ HTML  <img src="画像ファイル onMouseover="JavaScriptコード" name="画像の名前">

☆ JavaScriptコード   document.画像オブジェクト.width=横幅の数字;
              document.画像オブジェクト.height=高さの数字;

上のサンプル・プログラムを実行すると、サンプル・プログラム04−02のようになります。

4-3.画像を動かす(スタイルシート)

画像を動かすにはスタイルシートと連動してJavaScriptののプログラムを書きます。

☆ スタイルシートで画像の位置を設定する方法:
    <img src="画像のファイル" name="画像の名前" style="position:absolute;left:X座標;top:Y座標;">

☆ JavaScriptでスタイルシートを制御する方法:
    document.画像オブジェクト.style.left=X座標
    document.画像オブジェクト.style.top=Y座標


☆ 座標を変更して画像を動かす方法:
    setInterval('関数名()','インターバルのミリ秒')

この種のサンプル・プログラムはサンプル・プログラム04−03のようになります。。

4-4.テキストを動かす(DOMについて)

テキストを動かすにはCSSのDOMの"Get Element By ID"を使います。
テキストのスタイル要素を制御するにはDOM(Document Object Model)はHTMLやXMLで記述された各要素を取り扱うための標準インタフェースとして1998年にW3Cによって勧告されました。IE始め殆どのブラウザでDOMをサポートするようになりました。
DOMに就いては次章でiQueryと関連してもう少し詳しく勉強することになります。

☆ スタイルシートでテキストの座標を設定する方法:
    <div id="テキストの名前" style="position:absolute;left:X座標;top:Y座標;">
     テキスト・・・・・・
    </div>
☆ JavaScriptでスタイルシートを制御する方法
   document.getElementById("テキストの名前").style.left=X座標
   document.getElementById("テキストの名前").style.top=Y座標

サンプル プログラムは: サンプル・プログラム04−04をご覧ください。

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