平成26年度第3回
南中学校区避難所運営委員会便り
避難所になっている土気南中学校の体育館の耐震工事が始まりました
従って、工事が終わる平成27年2月末までは住民全体を巻き込んだ避難訓練は出来ないという
平成26年10月4日の幹事会で平成27年1月18日(日)に今年度最初の模擬避難訓練が行われる事が決まりました。
それを受けて、その模擬避難訓練の実施要項の立案に関連して委員長及び副委員長の会合が持たれました。その模様は以下の通りです。
委員長・副委員長会議
日時: 平成26年11月14日(金) 9:00~11:00
場所: 土気南中学校1階会議室
出席者: 委員長、副委員長2人、及び土気南中学校の教頭先生
議題:
- 土気南中学校区避難所運営委員会内の連絡網に就いて
委員会内の連絡は教頭先生及び各班長宛に原則として電子メールで行われ、各班の委員には班長から電話又は電子メールで伝達されることとします。
市担当職員には先ずリーダー宛に電子メールで行われ、サブリーダーにはリーダーから電話又は電子メールで伝達されます。施設開放者への伝達は教頭先生にお願します。
委員長⇒電子メール⇒副委員長
⇒電子メール⇒教頭先生
⇒電子メール⇒各班長 ⇒電話又は電子メール⇒所属班員
⇒電子メール⇒市担当リーダー ⇒電話又は電子メール⇒市担当サブ
- 災害図上訓練HUGに就いての概略説明
平成26年11月12日、委員長が青葉の森公園芸術文化ホールで開かれた『災害図上訓練HUG』のワークショップに出席した。
『災害図上訓練HUG』はマグニチュード8クラスの東海地震が近い将来に起こるだろうと想定されている静岡県の危機管理局で開発された図上で行う防災訓練パッケージです。
HUGはHinanjo(避難所)Unei(運営)Game(ゲーム)の略で、災害が起きた際の避難所運営をゲーム感覚で疑似体験出来る仕組みで、 図上の疑似体験を通して避難所運営の問題点を洗い出し、そ
の結果避難所運営マニュアルをより現実的なものに更新して行こうとするものです。
当避難所でも、平成27年1月18日の模擬避難訓練ではこのHUGのコンセプトを生かして実施できないかと、このワークショップに出席しました。
HUGパッケージの演習の概要は避難者及びイベントを表すカードを『カード読み上げ者』が読みあげながら、チームのメンバーが『チーム・リーダー』の指示に従って『避難者カード』を
テーブル上に広げられた避難所の図面に配置し、『イベント・カード』を処理して行くゲーム感覚のものです。このゲームを通じて参加者が予想外の事態に遭遇してパニックに陥る訳で、
このパニックを通して避難所運営の問題点を発見しようという仕組みです。
- 平成27年1月18日の模擬避難訓練の要綱に就いて
今回の模擬避難訓練は今年度初めての避難所運営委員だけによる試みなので、余り欲張らず避難所開設初期の基本的な動きに就いて試してみようということになりました。
設定状況としては、冬の寒い季節で、学校関係者のいない真夜中に災害が発生したという仮定で、1月18日午前6:30に訓練開始としました。
試してみる動作は:
(a)委員長・副委員長による正門と体育館の開錠及びセキュリティーの解除
(b)施設班による建物の安全点検
(c)総務班による避難者の受付及び避難者名簿への記帳
(d)総務班による避難者の居住地域への誘導
(e)施設班によるトイレ、ゴミ集積所などの確認
(f)救護班による保健室、要救援者避難室及び医薬品などの確認
(g)食糧班及び物資班による保管物資の確認
(h)委員長・副委員長による運営会議の開催
- 模擬避難訓練前に各班にやって頂くこと
☆ 各班長は所属班員との連絡方法を確認しておいて下さい。
電話連絡か電子メール連絡かを決めておく。
そして平成27年1月18日(日)午前6:30に開始する模擬避難訓練に参加を要請
して下さい。
☆ 各班では班の役割りをマニュアルで確認し、出来れば1月18日に何をテスト
すべきかを討議しておく。
既成のマニュアルに変更すべき点があれば、1月18日の運営会議で発表
出来るよう準備しておく。
☆ 前項で提案されている動作で特に救護班の医薬品の在庫などは当日チェック
する時間がありませんので事前に中学校の保健室で確認しておく。
また、食糧班および物資班による在庫品の確認も当日時間内に出来ません
ので、事前に備蓄品の棚卸をしておく。
- 今後の情報伝達方法
避難所運営委員会関係の議事録や一般住民への啓発情報は印刷物としての『避難所運営委員会便り』の回覧と同時に『新あすみが丘エクスプローラ』 ウェブ・サイトにも掲載する。
『新あすみが丘エクスプローラ』のURLは:http://asumi.main.jp/に変更になりましたので、一度検索した後、『お気に入り』に登録しておいて下さい。