(5)リンクの設定

☆ ウェブ・ページの特徴は、特定の文字や絵をクリックすると別のウェブ・ページにジャンプするように
   設定できることです。

☆ ジャンプ先は自分の作ったサイトの中でも、自分とは関係ない外部のWebページでもかまいません。

☆ あるウェブ・ページにジャンプするということは、その指定したウェブ・ページを今の自分の使っている
  Browserに読み込んできてそこに(それをターゲットという)に表示することです。

☆ ウェブ・ページにジャンプする文字または絵のことをハイパーリンクまたは単にリンクといいます。

☆ 標準設定で文字のリンクは青色で下線が引かれます。一度ジャンプするとピンク色になります。

ez-HTMLで文字にリンクを設定するには:

(1) ez-HTMLの右側区画の編集画面上で、リンクを設定する文字をドラグして範囲指定する。

(2) ここでez-HTML画面のメニューやツール・バーの説明をします。

画面最上段はタイトル・バーで現在ez-HTMLが実行中であることを示しています。
   2段目はWindowsの標準的なメニュー・バーです。
   3段目は殆どがWindowsの標準的なツール・ボックスです。
   4段目は「標準」、「文書構造」、「文書形式」、・・・、「表」、・・・、「ブラウザー」等のツールの
   種類を示します。
   5段目は4段目のツール種類のどれがクリックされるかによって、それぞれ異なったツール・ボックス
   が表示されます。

   リンクを設定する文字をドラグして範囲指定された状態で、4段目のツール種類の「標準」タブを
   クリックすると、下の図のように5段目に「標準」のツール・ボックスのセットが表示されます。
   その中の、Fのハイパーリンクの作成ボタンをクリックすると、範囲指定された文字にリンクを設定
   する為の「ハイパーリンク ーa- 」というダイアログ画面が表示されます。

(3)そのダイアログ画面の中の最上段の「URI(U)」にチェックを入れ、その右の欄の右端の下向き▼を
   クリックすりと、そのウェブ・サイトに既に登録されているウェブ・ページのリストが現れます。

(4)そのリストの中から今リンクを付けようとしているウェブ・ページを選び、OKボタンをクリックすると、
   自動的に範囲指定された文字にリンクが設定されます。

   例えば、「ここをクリック」に範囲指定し、page_02.htmlにリンクをつける場合は:
       <a href="page_02.html">ここをクリック</a> のようなHTMLタグが自動生成されます。

(5)上の例は、同じウェブ・サイト内のページにリンクを設定する方法ですが、今編集しているサイト外
   のウェブ・ページにリンクする場合は、上のステップ(3)で下向き▼をクリックする代わりに、
   その右のファイル・オープンのアイコンをクリックすると、ファイルを探すダイアログが現れるので、
   その中から目的のファイルを選べば良いのです。

(6)「ハイパーリンク ーa- 」のダイアログ画面で2段目の「ターゲット・フレーム」の欄は後で勉強する
   ことになる「フレーム」で分割されたウェブ・ページを作成している場合の、リンクすべきページを表示
   する「ターゲット・フレーム」を指定するための欄で、「フレーム分割」が無い場合は指定の必要が
   ありません。

設定したリンクの変更と削除:

 ez-HTMLの編集画面に表示された<a href="page_02.html">ここをクリック</a>のようなリンク・タグを、範囲指定した文字列を除いて削除する。その後、改めて上の(1)〜(6)の手順に従って新たにリンク設定を行います。

外部サイトにリンクを設定する: 

 「ハイパーリンク ーa- 」のダイアログ画面URL設定欄にhttp://www.xyz.ne.jp のようなジャンプ先のURLを入力する。

メーリングのウィンドウにリンクを設定するには「mailto:xyz@aaa.co.jp」のようにメールアドレスを入力する。外部リンクの場合は必ずターゲットは「_blank」とすることによって、そのサイトとは独立したウェブ・ページであることを示す必要があります。 これは著作権に関係する大事な要件です。

同じページ内のリンクの設定:

 ある頁内の特定ポイントにリンク(この場合はジャンプ)させたい場合はアンカーと称する印を作成しておかねばなりません。アンカー印はハイパーリンク・ボタンで作成した<a name=""></a>””の中に「#123」のように「#」の後に数字で番号を振っておきます。特定のアンカー・ポイントにジャンプさせるには、上のステップ(3)の「ハイパーリンク ーa- 」のダイアログ画面の中の「アンカー」欄にチェックを入れて、アンカー印を「#123」のように指定すればよいのです。