(2) 電子メール送信上のエチケット(ネチケット)
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電子メールを受信する際の危険性を前節で勉強しましたが、逆に、電子メールを他人宛に送信する際には、そのような迷惑を受信者に与えないように留意する必要があります。
また、電子メールは色々な原因で相手に届かないことがあります。電子メールがインターネットを伝送中に何らかの通信障害の為に失われることもあり、経由する送信側か受信側のプロバイダーによって添付ファイルのサイズ超過の理由や悪質メールと疑われたりしてブロックされることもしばしば起こり得ます。或いは、送信者が宛先のメール・アドレスを間違って入力した場合は、当然そのメールは相手側に届きません。或いは、相手側にそのメールが無事届いたとしても、受信者が何らかの理由でそのメールを開いてくれないこともあり得ます。
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A. |
件名と送信者(自分の名前)の明記受信者が自分の送ったメールを安心して開いてもらえるように、メールには自分の名前と件名を明記するのがエチケットです。 件名:詐欺メールではないことを示す為に具体的な件名が望ましい。「連絡」などという一般的な件名は詐欺メールでよく使われるものです。 送信者名:メールの最後に自分の名前を書くのが普通ですが、メール本文が長いときは、メールの始に受信者の名前を呼びかけ、自分の名前も書けば、受信者により安心感を与え、エチケットに叶っていると言えます。 |
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B. |
一般的にはテキスト・モードで送信する親しい友人間のメールなどを除いて、一般的にはテキスト・モードで送信するする方が相手に不安感を与えなくて、エチケットに叶っていると言えます。 |
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C. |
添付ファイルのサイズに留意する添付するファイルのサイズが非常に大きいと、自分側か相手側のプロバイダーに拒否されることがあります。仮に両プロバイダーを通過したとしても、余りファイル・サイズが大きいと受信者に迷惑を掛けることになります。添付前にそのファイルの大きさに留意することもエチケットの一つです。 |
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D. |
返信(少なくとも受信確認)は出来るだけ早く出す電子メールは色々な原因で相手に届かないこともあります。そこで、気軽な友人間のやり取りならいざ知らず、ビジネス上のメールは勿論のこと、ボランティア・グループ等の共同作業者間のやり取りには、電子メールを受信したら出来るだけ早く、少なくとも受信確認の返信メールを返すことがエチケットです。直ぐ回答が出来ない場合でも、正式な回答は後日返信する旨を付して、受信確認の返信メールを返すべきです。 このようにして、電子メールをより信頼性ある通信手段にすることが出来ます。 |
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E. |
電子メール文面の一つのサンプル
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送信者: chobe@niffty.com | |
日時 : 2008年2月3日 11:00 | |
宛先 : s-taro@biglobe.co.jp | |
件名 : 里山会のご紹介の件 | |
山下さん 斉藤です。 地域の皆さんに我々のウェブ・サイトをご紹介下さって有難うございました。 皆さんの地域の仲間で何か始める場合など、このサイトを参考にして計画して下されば大変嬉しいことです。 我々のウェブ・サイトの谷津田の記事の中に小生の下手な絵と違って、プロの描いた谷津田の風景の絵を載せさせてもらっています。 その方、山崎さんの個展が11月の初旬に朝日町4丁目の画廊ふくろうという所で開かれましたので、我々仲間3人で見に行きました。 その折の顛末記が山崎さんのウェブ・サイトに掲載されており、我々の仲間のことも触れているそうです。 以上、お礼とお知らせまで 斉藤太郎 添付:山崎さんからのメールの写し |
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