(8)独創的な絵葉書の作り方

 年賀状や時候の便りなどに自分の描いた水彩画を配して印刷したい場合は、水彩7の「ハガキ・カレンダー作成」機能を利用すると便利です。

 先ず、水彩7を立上げ、自動的に表示される空白のキャンバスをキャンバス右上端のマークをクリックして削除します。空白のキャンバスがなくなった状態で、ファイル・メニューから「開く」を選んで、ハガキに配置したい絵(JPG形式の写真でも可)をキャンバスに読み込みます。

 次に、ツール・ボックスの中のハガキ・カレンダー作成」ボタンをクリックすると、右のような

ハガキ・カレンダー作成」のメニューが表示されます。

 @Menuの中から最左端のハガキ作成をクリックすると、Cのようにハガキの中で絵の配置を指定するSELECTメニューが表示されます。

 例えば、6種類の選択肢の中から左最上段の配置を選択すると、ハガキの上段に選択した絵が配置され、そのプリビュー画面が画面左側のキャンバスに表示されます。

 この場合、ハガキの下段には文字を書き込むスペースが用意されますので、Bの「」をクリックすると、文字入力のためのダイアグラムが表示されますので、その中に文字のフォント・種類フォント・サイズ等を指定した後、文字入力欄に希望する文字を入力していきます。

 フォント・サイズを変更することによって、プリビュー画面を見ながらハガキの中に文字がフィットする具合を調整します。

 選択するフォント・種類としては、MS明朝、HG行書体、DFクラフト墨W9(有料)などが考えられます。フォント名の頭に@が付いているものは縦書きのフォントです。

 入力が終わったら、Aの「印刷」のアイコンをクリックすれば、印刷の操作が始まります。印刷の操作で注意する点は、印刷用紙サイズの指定にハガキの縦を指定することを忘れないようにしましょう。用紙の種類にも普通紙以外に色々ありますので、印刷するハガキにあった設定にすることも忘れないようにしましょう。

 印刷が終了したら、Aの「終了」ボタンをクリックして、ハガキ印刷機能から抜け出します。