(3)ホームページ・ビルダーとGolive6.0の場合

(A) ホームページ・ビルダー11のオブジェクト指向機能

 前節でホームページ・ビルダー11もObjectをポイントして、右クリックしてからPropertyを規定していけば、簡単にウェブ頁を構築して行けると述べました。

 しかし、ホームページ・ビルダー11にはもう少しましなObjectを規定する機能が用意されています。
下の図はホームページ・ビルダー11で編集中のあるウェブ頁の例です。
この頁で「最近にオブジェクト指向・・・・」という頁タイトルの画像をポイントしてクリックすると、画面右上隅にポイントされたObjectがIMG(image)であると表示され、その場所をクリックすると、その下の図のようなimageのPropertyダイアログが表示されます。

 上の属性ダイアログで画像のPropertyを簡単に規定できるようになっています。
同様に、若し表をクリックすれば、画面右上隅にポイントされた「Table」Objectが現れて、その表の属性を規定できるようになっています。

(B)Golive6.0のオブジェクト指向機能

 Golive6.0の場合はもう少しオブジェクト指向機能が明確に組み込まれています。

下の図はGolive6.0で編集中のウェブ頁の編集(レイアウト)画面(左側)とObject作成のためのダイアログ(右側)です。

右側のObjectツール・ボックスから作成したいObjectをドラグ&ドロップで左側の編集画面に持っていけば簡単にObjectを作成できますし、また既存のObject(下図の場合は矢印で示した表)をポイントしてクリックしますと、すぐさま右側のインスペクターにその属性(Property)を規定するダイアログが表示されるようになっています。このようなソフトウェアの仕組みは正にオブジェクト指向の設計になっていると云うことが出来ます。